オーロラってきれいですよね。きれいだけど放射線です。
- オーロラが何か知りたい方
- オーロラがどうしてできるか知りたい方
- オーロラがどこで見えるか知りたい方
オーロラについて
そうだね!きれいだよね。緑色だけじゃなくて虹のようないろんな色のオーロラがでるんだが、地上から見ると緑、赤、ピンク、紫色に見えるんだ。
色の違いは、オーロラの出来る高さによって違うんだよ。上の方では赤色、次に緑色、その下の地上に近い所では、ピンク色や紫色になるんだ。
オーロラどうしてできるの?
実は『オーロラ』って、放射線が関係しているんだ。太陽から飛んでくる放射線によるものなんだよ。それでは、まず太陽についてお話しするね。太陽は違う言い方をすれば、大きな原子炉と同じなんだ。
原子力発電所は、『核分裂』を利用しているんだが、太陽は『核融合』なんだ。水素同士をくっつけ大きなエネルギーを出しているんだよ。詳しく言うと、重水素と三重水素を高速でぶつけると核融合反応が起きるんだよ。
話がちょっと横道へそれるんだが.......日本を含め世界7か国共同で、核融合を利用した発電所の研究も行われているよ。核分裂を利用した発電所より数段安全な原発なんだけど、プラズマの加熱や超電導装置の開発などむつかしいことがいっぱいあるんだ。でも完成したらスゴいんだよ。話を戻すよ。
太陽は小さな爆発を一日に何回もおこすんだが、それを太陽フレアと呼ぶんだよ。そしてその爆発により電子とイオン粒子の波が地球に押し寄せて来るんだ。これは太陽風と呼ぶんだよ。決して太陽から風が吹いて来てるわけではないよ。(笑い)
飛んでくる電子と粒子を『プラズマ』と呼び、1秒間に何十万トンものプラズマが飛んでくるんだ。これが地球に直接あたったら大変だよね。
これを阻止しているのが地磁気なんだ。みんなも知ってるように地上で、方位を調べることができるのは、地球が磁石の性質を持っているからなんだ。その地磁気によって飛んできたプラズマが曲げられ北極側と南極側に集まるんだ。
多くのプラズマは消滅するが、地磁気をすり抜け地上に降り注ぐんだ。その場所が北極近くと南極近くであるため、そこで、オーロラが見えるということだ。プラズマ電子は、大気の酸素や窒素ぶつかり発光するんだ。
詳しく言うと、プラズマ電子が酸素や窒素原子の周りを廻っている電子にぶつかり、一段高いエネルギーを持った状態になるんだ。(人間で言うと力が無いのにお金を持った状態かな?ちょっと違うかな?)
そんな不安定な状態を『励起状態』と呼びその後、安定状態へ戻るんだが、自分が持て余しているエネルギーを光として出すんだ。わっかったかな。
オーロラはきれいですが放射線であることは間違いありません。放射線と大気がぶつかり合って光ります。その放射線が地球まで飛んで来るとそれが自然放射線です。
オーロラはどこで見えるの?
そうそう!私も初めて知ったんだが、南極や北極ではあまりオーロラは見え無いんだって!そういえば、よくテレビで見るツアーなどでは、ノルウェーやカナダなど人間が暮らしている近くの場所が多く放送されているよね!
オーロラは11月から3月までの冬期の天気が良い十分暗い日が良く見えるんだ北欧や北米などいろんなとこがあるらしいよ詳しくは下記サイトで調べてね。(どこで見えるのについてはオーロラが見える時期サイトを引用
北海道でもオーロラが見えるんだ(見えたことがあるんだ)あまり綺麗じゃ無いけどね!みんな解ってくれたかな。今日のオーロラのお話しはこれでおしまい。
オーロラが見える時期・おすすめの場所・確率、旅行ツアー情報までを完全ガイド!
お疲れさまでした。 有難うございました。